「メンデルスゾーン交響曲第5番」は1830年、21歳の頃に作曲した交響曲。日本では二長調、外国ではニ短調とまとめられることが多いようです。「第5番」とありますが、この番号は出版順のため実際には交響曲第1番の後に作られたそうです。
「宗教改革」と表題が付いていて、キリスト教会のルター派の信条告白(アウクスブルクの信条告白)の300周年を記念に作られた交響曲です。メンデルスゾーン自身も熱心なルター派信者でした。
現在は傑作といわれていますが、メンデルスゾーンは「楽譜を破り捨てたいくらい、気に入らない」という言葉を残していて何度も改訂していたそうです。
メンデルスゾーン交響曲第5番:おすすめスコア (Mendelssohn Symphony No.5)
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無料スコア:メンデルスゾーン交響曲第5番
スコア (Breitkopf) 自筆譜(原典版・マニュスクリプト)(1st version)
パート譜:メンデルスゾーン交響曲第5番
すべてBreitkopf社の楽譜です!
★特殊楽器セルパンについて…
ファゴットとチューバの楽譜に2重でセルパンの楽譜が入っています。現在はセルパンの代わりにチューバで代用するのが一般的です。
木管楽器
フルート1,2 オーボエ1,2 クラリネット1, 2 (inC/B♭) ファゴット1,2, コントラファゴット, セルパン(serpent, 現在はチューバで代用)
金管楽器&打楽器
ホルン1, 2 (inD, B♭) トランペット1, 2(inD, E♭) トロンボーン1, 2, 3(アルト, テナー, バス) チューバ (セルパンの代用) ティンパニ
弦楽器
1st ヴァイオリン 2nd ヴァイオリン ヴィオラ チェロ&コントラバス