「モーツァルト交響曲第37番」は1783年に作られた交響曲。実はハイドンの弟であるミヒャエル・ハイドンの交響曲第25番MH 334 P. 16に、モーツァルトがAdagio maestosoの序奏を付けたものです。そのため425aの作品番号も付けられています。
ミヒャエル・ハイドンとは仲が良かったモーツァルト。同じ1783年、ミヒャエルさんが体調を崩して大司教から依頼されていた作曲の仕事が間に合わなくなりそうな事態の時に、モーツァルトが自ら「書くよ!」と申し出て「ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲(K.423とK.424)」を作ったことがあります。そのお礼にミヒャエルさんはモーツァルトに交響曲を貸してあげたのかもしれません。
モーツァルト交響曲第37番:おすすめスコア (W.A.Mozart Symphony No.37)
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