プログラムノート・曲目解説書きます♪

プログラムノート・曲目解説書きます♪代行

曲目解説、通称「プログラムノート」を書く室内楽、オーケストラ団体の皆様。

めんどくさーい!何書けばいいか分かんない!

なんて思っていませんか?

そんな方々へヴァイオリニストである私がプログラムノートを書く執筆代行サービスをしています!

料金

【料金設定】
・~1000字まで:1000円
・1000~1500字まで:1500円
・1500~2000字まで:2000円(全て税込み)

その後も同様、500字ずつ増えるごとに上限の字数と同じ料金です。

♪例えばこんなプログラムノートを書きました!

ブラームス交響曲第1番ハ短調作品68

―Symphony No.1 in C minor, op.68―

ドイツの作曲家ヨハネス・ブラームス(1833-1897)が、生涯作曲した4つの交響曲のうち1876年に発表した最初の曲です。驚くべきはその作曲期間。通常は長くても数年で完成するところ、ブラームスは着想から発表まで21年もかかっています。

ベートーヴェン以降、ベルリオーズやシューマンが交響曲を残していますが、名を残した作曲家としてシューマンとブラームスの間が30年ほど空いています。この30年は交響曲不毛の時代などと呼ばれていて、その中に出現したのがブラームスでした。ベートーヴェンは交響曲を9つ残していますがどれも傑作と称えられたものばかり。後世の作曲家もこれを超える曲を書こうとしていましたが、なかなか筆が進まない日々が続いていたのでしょう。

ブラームス自身も交流のあった指揮者ハンス・フォン・ビューローに「ベートーヴェンという巨人が背後から行進して来るのを聞くと、とても交響曲を書く気にはならない」と手紙を書いていました。しかし彼はいざ完成すると「ベートーヴェンの第10交響曲だ!」と絶賛したという話は有名です。ブラームスは特にベートーヴェンを意識していたため、43歳にして作り上げた交響曲第一番は至る所にその想いが感じられます。

ベートーヴェンと同様のハ短調で始まり、途中長三度ずつ調性が移行し第四楽章でハ長調に終わるという一連の流れは暗から明、迷から光、負から勝といった様々な捉え方が出来ます。その中でブラームスの重厚な響きや、メトロノーム記号のない揺れ動く生きたテンポ感が織り混ざる様子をぜひお楽しみください。

第一楽章は冒頭から総動員での音楽で始まります。ティンパニとバスのCの音がずっと鳴り響き、弦楽器の上行形と管楽器の下行形が相反するようにシフトしていきエネルギーを充満させていきます。この半音上行形C-C#-Dと8分の6拍子における3つのリズムがモチーフとなり、様々な形となって変化していくのです。Allegroでは拍子は変わらないのに2拍子のように聞こえる構造や、もう一押しするかのように小節が余分にある箇所もブラームスらしい重さが溢れた楽章です。

第二楽章も半音のテーマが使われており、美しくありながら繊細でどこか物悲しいメロディを奏でます。第2テーマは木管楽器、そして後半からヴァイオリンのソロが始まり分厚い内声に乗っかって歌い上げます。

第三楽章は古典派形式のスケルツォやメヌエットのどちらでもありません。ブラームスは「間奏曲」の名をピアノ曲に20曲ほど残しており、好んで使用していたようです。この楽章も一、二楽章の「闇」と第四楽章の「光」の間に間奏曲として取り入れているのでしょう。この楽章の面白いところは「幾何学的」であることです。冒頭のクラリネットは弦によるフレーズの切れ目を境に、鏡のような上下反対の音形になっています。計算し尽くされつつ、遊び心に溢れたコロコロと変わる曲調が魅力的です。

第四楽章では第一楽章の居心地の悪さが再現され、その後ハ長調に転じホルンが雄大な響きを演奏します。これはブラームスがチロルに訪れた際に聞こえたアルペン・ホルンの音を書き取ったもので、クララへこれに歌詞を添えた絵葉書を送っています。クララの愛称はCHIARINA。そこから切り取ったC-H-A「ドシラ」はクララ動機と言われており、ホルンのE-D-Cや第一楽章の怒りのモチーフG♭-F-E♭などに用いられています。続く弦による第1主題はベートーヴェンの「歓喜の歌」のメロディと共通するメロディ構成で、ブラームスがオマージュとして作ったと思われます。音楽はエネルギッシュに進み、最後は輝かしく幕を閉じます。(1551字)

いかがでしょうか?

他にも大学祝典序曲、悲劇的序曲、ドヴォルザーク交響曲第7番、ショパンピアノ協奏曲第1番、ウェーバークラリネット協奏曲第2番など、多数の執筆経験があります。

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